車が止まってくれない時どうする?奈良の交通誘導
公開: 2026年9月22日
この記事の要点
- 警備員の合図に法的な強制力はなく、止まらない車が出るのは普通のことです。
- 止まらない車がいたら、まず自分が退避し、作業員と歩行者を止めるのが優先です。
- 止まってもらうコツは「早めに・大きく・ドライバーの目を見て」の3つです。
- 合図の出し方や退避の判断は、未経験でも入社時の法定研修(20時間以上)で学べます。
交通誘導で車が止まってくれないのはよくあること?
よくあります。交通誘導警備で合図を出しても止まらない車は、どの現場でも一定数出てきます。これは警備員の腕が悪いからではなく、そもそも警備員の合図に法的な強制力がないためです。
交通整理ができるのは警察官と交通巡視員だけで、警備員が行うのは「お願い」としての誘導です。ドライバー側に停止の義務はなく、スマホや考えごとで合図に気づいていないこともあります。未経験でこの仕事を始めた人がまず戸惑うのがこの点ですが、「止まらない車がある」ことを前提に立ち位置と手順を組み立てるのが、警備員の基本の考え方です。
止まってくれない車がいたら、まず何をすべき?
結論から言うと、無理に止めようとせず、自分と作業員の安全を先に確保します。優先順位は「①自分が退避する ②作業員・歩行者を止める ③対向車を止める」の順です。
車の前に体を出して止めようとするのは絶対にやってはいけません。道路に出て行くほど危険度は上がります。止まらないと判断したら、まずは歩道側・路肩側へ一歩下がり、車を通してしまう。そのうえで、現場内に入ろうとしている作業員や、渡ろうとしている歩行者に「待ってください」と声と手で止めます。片側交互通行なら、反対側の相手に無線や旗で「流す」ことを伝え、車同士が鉢合わせしないようにします。
通してしまった車を追いかけたり、怒鳴ったりする必要はありません。事故を起こさせないことがこの仕事の目的であって、ドライバーを従わせることが目的ではないからです。
そもそも止まってもらいやすくするコツは?
コツは「早めに」「大きく」「目を見て」の3つです。止まってくれない原因の多くは、合図が遅い・小さい・伝わっていないのどれかにあります。
一つ目は、合図を出す位置とタイミング。車が現場のすぐ手前に来てから停止の合図を出しても、ブレーキが間に合いません。遠くから見える位置に立ち、余裕をもって減速の合図(手のひらを下に向けて上下させる)を先に出してから、停止の合図に移ります。
二つ目は、動作をはっきり大きく。小さく手首だけ動かしても、走っている車からは見えません。腕全体を使い、誘導灯や旗を体の線からしっかり離して振ります。
三つ目は、ドライバーの顔を見ること。目が合えば「自分に対する合図だ」と伝わります。逆に、下を向いたまま機械的に振っていると、無視されやすくなります。夜間や雨の日は視認性が落ちるので、反射材のあるベストと誘導灯を確実に使い、立ち位置も明るい場所を選びます。
怒られたり、クラクションを鳴らされたらどうする?
言い返さず、頭を下げて通すのが正解です。渋滞やイライラの矛先が警備員に向くことは残念ながらあります。
ただし、その場で議論しても何も解決しません。「お待たせしました」「ありがとうございます」と声をかけて通し、記憶に引きずらないことが長く続けるコツです。悪質な絡まれ方をした場合や、明らかに危険な運転をする車がいた場合は、自分で抱え込まず現場責任者に報告します。判断を一人で背負わないのが、現場でのルールです。
未経験でも判断できるようになる?
なります。判断の型は、働き始める前の法定研修で学びます。
未経験から警備員になる人は、警備業法施行規則により20時間以上の基本教育・業務別教育を受けてから現場に立ちます。合図の出し方、立ち位置、危険を感じたときの退避など、この記事で書いたような内容は研修で扱う範囲です。いきなり現場に放り出されて自己流で覚える仕事ではありません。
株式会社KSSの入社時の法定研修は3日間(法定の20時間以上)で、研修中も給与を支給します。現場は奈良県内各地の道路工事・建築現場の交通誘導警備で、事務所に寄らず自宅から現場へ直行直帰できます。給与は日給9,700円〜、日払い・週払いにも対応しています。週1日〜の希望シフト制なので、まずは少ない日数から慣れていくこともできます。
未経験歓迎・学歴不問・履歴書不要。18歳以上(警備業法)なら年齢の上限はなく、70代のスタッフも活躍中です。面接は本社(橿原市曽我町422-1-503、近鉄大阪線 真菅駅が最寄り)で行います。応募から初めての給料までの流れはマンガでわかる警備員の仕事でも見られます。橿原市の警備員求人もあわせてご覧のうえ、気になった方はお気軽にご応募ください。
よくある質問
Q.車が止まらなくて事故になったら警備員の責任ですか?
A.警備員個人がすべてを背負う仕組みにはなっていません。警備会社は損害保険に加入しており、事故が起きた場合は会社と現場責任者が対応します。だからこそ、危険を感じたら無理をせず退避し、起きたことはその場で正直に報告することが大切です。
Q.歩行者が勝手に現場を通り抜けようとしたら止めていいですか?
A.声をかけて誘導しますが、腕をつかむなど身体を押さえる行為はしません。警備員に強制力はないためです。「足元危ないので、こちらをお回りください」と具体的に迂回先を示すと伝わりやすく、応じてもらえない場合は作業を一時止めて通すのが安全です。
Q.合図を出すのが下手でも警備員になれますか?
A.なれます。合図は生まれつきの器用さではなく、型を覚えて繰り返すだけの技術です。入社時の法定研修で基本動作を学んでから現場に出ますし、動きは数日から数週間で身体が覚えていきます。声が小さい、緊張しやすいという理由で不採用になる仕事ではありません。
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