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誘導灯の振り方にコツはある?奈良の現場で解説

公開: 2026年10月1日

この記事の要点

誘導灯とは?警備員が持つ赤い棒のこと

誘導灯とは、警備員が手に持って車や歩行者に合図を送る、光る棒状の器具のことです。現場では「合図灯」「誘導棒」「赤棒」などとも呼ばれ、呼び方は会社や地域で少し違います。中にLEDが入っていて、電池で赤く光る仕組みが一般的です。

役割は「自分の合図を、遠くからでも一目で分かるようにすること」。手だけの合図は暗い場所や雨の日には見えにくく、ドライバーが気づくのが遅れます。誘導灯を使えば、光の位置と動きで「止まってください」「どうぞ」が伝わります。つまり誘導灯は、手信号を大きく・見やすくするための道具です。

誘導灯の振り方にコツはある?

コツは「大きく、ゆっくり、はっきり」の3つです。慣れないうちは小刻みに手首だけで振ってしまいがちですが、これが一番伝わりません。

一つ目は、肘ではなく肩から動かすこと。腕全体を使って大きな円や直線を描くと、離れた運転席からでも動きが読み取れます。二つ目は、速く振りすぎないこと。速く振るほど「急いでいる」意味は伝わっても、止まれなのか進めなのかが分からなくなります。三つ目は、止めるときはしっかり止めること。停止の合図は、光を動かさずに静止させるほうがはっきり伝わります。動かす合図と止める合図の差をつけるのが、上手な人の共通点です。

もう一つ大事なのが、体の向きと目線です。誘導灯だけを見て振っていると、相手のドライバーがこちらを見ているかどうかが分かりません。相手の顔を見て、目が合ってから合図を送る。これだけで伝わり方が変わります。

停止と進行はどう見分けてもらう?

基本は「止めるときは静止、進めるときは動かす」と覚えると分かりやすいです。

停止を伝えるときは、車に体を正対させ、誘導灯を高く上げて止める形が基本です。中途半端な高さでゆらゆらさせると、「徐行していいのかな」と誤解されます。進行を伝えるときは、車を通したい方向へ誘導灯を向け、腕を大きく動かして流します。

ただし、合図の細かいやり方は会社ごとの教育内容や、その現場のルールで決まっています。片側交互通行なのか、工事車両の出入りなのかでも変わります。だからこそ、自己流で覚えるより、研修と現場の指示のとおりにやるほうが確実です。周りの警備員と合図がそろっていることが、何より安全につながります。

昼間も誘導灯を使うの?

昼間も使う現場は多いです。誘導灯は夜専用の道具ではありません。日中でも、赤い棒が動いているだけで「警備員が合図している」と遠くから分かるため、視認性を上げる意味があります。

一方、日差しが強い時間帯は光が見えにくくなるので、腕の動きそのものを大きくする必要があります。逆に夜間や雨の日、トンネルのような暗い場所では、光がよく目立つぶん、振り方が雑だと余計に混乱を招きます。時間帯と天候で「見え方が変わる」ことを意識できるようになれば、一人前に近づいています。

未経験でも使えるようになる?

なります。誘導灯の扱いは、未経験で警備員になる人が最初に習う内容の一つだからです。

警備業法施行規則により、未経験から新たに警備員になる人は20時間以上の教育(基本教育・業務別教育)を受けることになっています。合図の基本は、その教育の中で扱われます。いきなり現場で「はい振って」と言われるわけではありません。

正直に言えば、最初の数日は腕が張りますし、車が思ったとおりに動いてくれずに焦ることもあります。ただ、やることは複雑な作業ではなく、決まった合図を落ち着いて繰り返すこと。年齢を重ねてから始める人が多い仕事なのは、そこに理由があります。

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よくある質問

Q.誘導灯は左利きでも使えますか?

A.使えます。誘導灯は左右どちらの手でも扱える形状で、利き手で持って問題ありません。ただし片側交互通行など、立ち位置によって「車道側の手で持つ」など現場で決まりがある場合があります。迷ったら現場の指示に従ってください。

Q.誘導灯を振り続けると腕は疲れませんか?

A.多少は疲れますが、ずっと振り続ける仕事ではありません。合図を出すのは車や工事車両が近づいた場面が中心で、それ以外は周囲を見て待つ時間です。肩から大きくゆっくり動かすほうが、手首だけで細かく振るより疲れにくくなります。

Q.誘導灯を落として壊したら弁償ですか?

A.一般に誘導灯は会社から貸与される装備で、通常の使用でのランプ切れや電池切れは会社側で対応するのが普通です。落として不具合が出たときは、自分で判断せずすぐ責任者へ報告してください。取り扱いの細かいルールは面接時に確認できます。

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